自社でAI化できる業務が分かる
頻度、所要時間、繰り返し性、判断の難しさから、AI活用に適した業務を整理しました。
業務別の診断を見るAI導入インパクト診断 株式会社build / 株式会社ZiA
AI導入インパクト診断 / 2026.08.30
以前いただいたヒアリングシートへの回答をもとに、Orbit独自の判断基準によりAI導入の効果を可視化しました。
無料勉強会でお約束した内容を、ヒアリング回答に沿って整理しています。
頻度、所要時間、繰り返し性、判断の難しさから、AI活用に適した業務を整理しました。
業務別の診断を見る現在の作業時間、頻度、関与人数をもとに、月間・年間のインパクトを概算しました。
月間・年間の試算を見るどの業務から、どのツールを使い、どの順番で試すかを4週間に落とし込みました。
ツールと手順を見るSNSは集客と採用の2用途で0から始め、AIの習得自体も顧客への提案範囲を広げる資産として捉えます。
営業活動のうち 20% を削減
時間単価2,900円で換算
時間単価2,900円で換算
1回1.5時間として換算
※月間・年間の時間価値は現金削減の保証ではなく、取り戻した時間を人件費相当額に置き換えた参考値です。
ヒアリング回答の整理
同じ会社・事業部の共同参加チームとして統合し、共通点と役割の違いを分けて整理しました。
SNS集客は共通課題。一方、削減時間まで計算できるだけの数値がそろっているのは営業業務です。
構築担当が仕組みを整え、利用担当がシンプルな入力と最終確認を行う
運用基盤・実績値はこれから作る
2名の回答が一致
認知・企業理解・応募につなげる
AI活用を新たな提供価値にする
業務棚卸しと導入優先順位
頻度、所要時間、繰り返し性、判断の難しさを棚卸しし、4週間後に効果を測れるかを加えて優先順位を判断しています。
判断の難しさが高い業務は、AIに任せ切らず、人の確認を残します。
| 対象業務 | 頻度 | 所要時間 | 繰り返し性 | 判断の難しさ | AI導入判断 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業準備・フォロー | 月25回営業活動全体 | 50〜100h / 月2名合計・営業活動全体 | 高い | 中〜高 | 最初に実施 |
| SNSコンテンツ運用 | 0から開始 | 未計測 | 高い | 中程度 | 4週間で実測 |
| 顧客チャット対応 | 未計測 | 未計測 | 中程度 | 高い | FAQから試す |
| 営業リスト・社内システム | 活用中 | 未計測 | 高い | 中程度 | 継続・標準化 |
※営業の「月25回・50〜100時間」はヒアリング回答にある営業活動全体の数値です。準備・フォローなど工程別の時間はWEEK 01で計測します。
時間・回数・人数がそろっているため、すぐに前後比較ができます。
共通課題。ただし、企画から分析までの現状工数を先に測ります。
月間件数・平均対応時間・FAQ化率を確認してから判断します。
効率化以外の導入効果
今回の目的は時間削減だけではありません。SNSを0から立ち上げ、集客と採用に活用し、得た知見を顧客への提案へ転用します。
顧客理解・企画・制作・分析を
一つの流れにする
顧客の悩みをもとに、企画・初稿・再利用・分析までをAIで支援。
仕事内容、代表者の考え、社内の雰囲気を発信し、採用候補者との接点を作る。
自社で検証したAI活用を、SNS運用・コンテンツ制作・業務改善の提案に変える。
同条件の成果予測ではなく、「何を仕組みにすると成果へつながり得るか」を見るための参考事例です。
生成AIで複数の広告クリエイティブを作り、有料SNSキャンペーンを実施。比較対象よりROIが9%高い結果。
Adobe公式事例示唆:AIで案を量産するだけでなく、複数案をテストして残すLinkedInが全マーケティング適格リードの40%を生み、他手法の3倍のリード獲得ROI。採用・人材定着も同じSNSの目標に設定。
LinkedIn公式事例示唆:集客用と採用用でアカウントを分断せず、企業の専門性を共通資産にする小規模デジタルマーケティング会社がAIを使い、顧客向け記事を6カ月で40本以上制作。制作時間を240時間削減。
Jasper公式事例示唆:自社のAI活用経験を、顧客向けコンテンツ支援として商品化できるLinkedInで企業文化を発信し、2.2万人超のフォロワーと、採用サイトへの月500件の送客を獲得。
LinkedIn公式事例示唆:求人票だけでなく、仕事・人・文化を継続発信して候補者の理解を作る※各事例は企業規模、予算、運用期間が異なります。掲載数値をbuild / ZiAチームの予測値としては使用せず、実行設計の参考に限定します。
営業業務への導入イメージ
全自動送信ではなく、AIが下準備を行い、代表者が内容を確かめる半自動運用を想定します。
条件に合う企業を整理
対象を確定
公開情報を要約
事実を確認
提案の初稿を作成
約束・価格を判断
要点・課題を整理
認識違いを修正
文案と次の行動
最終送信
削減だけを目的にせず、商品仮説や顧客検証へ再配分することで0→1の速度を上げる想定です。
3つの試算シナリオ
現状工数と削減率の置き方を変え、保守・基準・上振れの3段階で比較しています。
50h × 10%
17.4万円 / 年75h × 20%
52.2万円 / 年採用シナリオ100h × 30%
104.4万円 / 年ヒアリング回答から算出
外部研究を参考に保守的に設定
厚労省統計から算出
ツール・構築・教育費は未控除
回収した時間の使い道
AIそのものが売上を作るのではなく、顧客の声を集めて商品仮説を更新する回数を増やします。
効果検証のための4週間
最初から大きなシステムは作らず、計測 → 試作 → 接続 → 判定の順に進めます。
利用担当と構築担当を分け、入力と承認はシンプルにします。
業務時間、SNS反応、商談結果を2名で同じ表に記録。
公式情報顧客調査、提案、投稿、フォロー文の初稿を作る。利用担当もここから使用。
再利用するテンプレートや社内システムへの接続を、構築担当が整備。
公式情報人が内容を確認してから、各SNSの標準機能で予約。外部自動化は検証後に判断。
LinkedIn公式情報共通ルール:AIは調査・初稿・整理まで。価格、約束、公開、送信は必ず代表者が承認します。
25回の営業を「調査・提案・商談・記録・フォロー」に分解。過去10件を見ながら、時間がかかっている場所を特定します。
次回診断までに測る項目
SNS集客・SNS採用・提案範囲の拡張は、現時点では成果を予測しません。開始後の接点数と転換率を記録して判断します。
媒体 / 投稿数 / 企画から分析までの時間
プロフィール遷移 / 問い合わせ / 商談 / 受注
採用ページ遷移 / DM / 応募 / 面談
AIを含む提案数 / 受注率 / 粗利 / 継続率
月間件数 / 平均対応時間 / FAQで解決できる割合
算出方法と注意事項
ヒアリング回答の「1〜2時間 × 月25回 × 2人」から算出。
公開研究を参考に、営業全体へ保守的に適用したシナリオ値。
厚生労働省の月間現金給与総額を総実労働時間で割って丸めた値。
回答にない時間を推測で補わず、次の4週間で記録する項目。
52.2万円は現金削減の保証ではなく、回収した時間を人件費相当額へ換算した参考値です。AIツール費、構築費、教育費は含まれていません。また、生成AIの出力は必ず人が確認し、個人情報・誤情報・誤送信への対策を前提とします。